※私が専門員を仰せつかりました、広島県行政書士会企画開発部が企画するワークショップです。
※広島県行政書士会会員である、行政書士を対象としたワークショップです。
教材誕生の舞台裏
夜も更けた午後10時前の事務所の一室。窓の外は静まり返った街並みを月明かりが照らしています。しかし、この部屋だけは熱気に包まれていました。
「この表現では審査員に伝わりづらいのではないでしょうか」 「実際に不採択になったケースからもっと学べる事例を入れましょう」 「AIの活用方法も、もう少し具体的に記載してみませんか…」
熱のこもった議論が飛び交う中、疲れを感じさせない真剣な眼差しで画面を見つめる行政書士たちの姿がありました。私もその一人として、教材の一字一句に魂を込めた日々を思い出します。
補助金申請実務で培った経験則や、様々な業種の採択事例から抽出したパターン。夜遅くまで何度も繰り返された検討会を経て、練り上げられた教材がようやく完成した時の喜びは何にも代えがたいものでした。
「これなら、きっと皆さんのお役に立てるはずです」
そんな確信とともに、私たちは互いに疲れた顔を見合わせながらも、満足げな笑顔を交わしました。
稀有な学びの機会
「マンツーマン指導が無料で受けられるなんて、本当にいいのでしょうか？」
先日、この企画を耳にした同業の先生からそう言われました。
確かに通常であれば、経験豊富な行政書士から個別指導を受けるとなれば、相応の費用がかかるのが当然です。しかし、私たちにはより大きな目的がありました。
地域の行政書士全体のスキルアップこそが、地域経済を活性化させる補助金の有効活用につながります。その思いから、今回のワークショップの開催を企画させていただきました。
「この教材をきっかけとして、多くの広島の行政書士が事業計画書を作れるようになり、広島の経営者の方をご支援させていただき、広島を盛り上げて元気にしていこう！」
教材作成会議の会話に、参加者全員が深く頷いたことを今でも鮮明に覚えています。
一人一人を大切にする個別指導
教材を作り上げる過程で最も重視したのは、「事業計画書作成の経験が少ない行政書士の先生方におかれましても、一定水準の事業計画書が等しく作成できること」でした。
補助金申請の現場では、業種によって、地域によって、あるいは申請者の事業規模によって、直面する壁は異なります。画一的な指導では解決できない課題が山積みです。
だからこそ、マンツーマン形式にこだわりました。一人一人の疑問に丁寧に向き合い、その方の実情に合わせたアドバイスを提供します。そんな貴重な機会をご用意できたことを、心から嬉しく思います。
お待ちしています
令和7年3月19日、福山市東交流館には、熱意あふれる行政書士がお待ちしております。
皆さまをお迎えするのは、夜な夜な教材と向き合い、その内容に魂を込めてきた私たち講師陣です。
「採択される事業計画書」の秘訣を共有し、共に成長する喜びを分かち合える日を、心待ちにしています。どうぞお気軽にご参加ください。お一人おひとりとお会いできることを楽しみにしています。
📅 開催概要
日時: 令和7年3月19日(水) 13:00～16:00（開場12:50）
場所: 福山市東交流館（福山市東町三丁目7番53号）
参加費: 無料
定員: 20名（事業計画書作成経験者対象）
📝 参加要件
- Wi-Fi接続可能なパソコンをご持参ください（必須）
- 事業計画書の作成経験がある方を対象としています
✅ お申込み方法
令和7年3月14日(金)までに、下記Googleフォームからお申込みください。
※駐車場は台数に限りがございます。満車の場合は会場周辺の有料駐車場をご利用ください。お車でお越しの際はお気をつけてお越しくださいね。
