今各所で大絶賛のマンガ、『みいちゃんと山田さん』をお読みになりましたか?このマンガが問いかける、私が単なる書類屋でいられない理由。

ブログ

「みいちゃんと山田さん」という漫画を、ご存じでしょうか。

かわいらしい絵柄と、対照的に、読者の心が壊されるくらい重い内容です。

YouTuberの方が、あまりの救いのなさに、号泣する。

そんな、いわくつきの作品です。

みいちゃんと山田さん - Wikipedia
💭  今日は、この漫画を読んで、私が考えていることを、書いてみようと思います。

①  漫画が描いた、救えなかった命。

明言はされていません。

ですが、知的障がいをお持ちの主人公が、金銭的に・性的に搾取されつづけ、最終的に命を落とす——そんな、救いのない物語です。

正直、感受性の強い方には、お勧めできません。

作り話の要素が入っているとはいえ、事実に基づく点も多くある、日本の闇にテーマをあてた作品です。

この漫画の中には、主人公と同じくらいの知的障がいを持つ、お友達が出てきます。

この友人は、適切な周りのサポートのもとで、主人公のような悲惨な運命を、回避することができます。

にもかかわらず、主人公は、搾取され続け、最後は命を落とします。

主人公にも、友達と同じように、手を差し伸べてくれる人が、いました。

それでも、主人公は、救済されませんでした。

この違いは、一体なんでしょう?

同じように障がいと持ちながらも、救われる人と救われない人の違いは一体なんでしょう?


いま、こうして手を差し伸べてくれる人として挙げられるのは——

教師、行政、福祉施設の方、専門家など、たくさんの方々です。

もちろん、心ない方や、面倒なことには関わりたくない方も、正直、いらっしゃるでしょう。

でも、漫画にも書かれているとおり、

心ある人は、必ず、何とかして助けたい、と思っています。

②  現実は、漫画より、もっと重い。

私もそうです。

守秘義務の関係で、詳しいことは申し上げられません。

ただ、自分の時間と労力の多くを犠牲にして、

向き合ってきました。

話が、なかなか通じない知的な障がいをおもちの方から、

毎日、何度も何度も、電話がかかってくる。

怒りを、決して、ぶつけるわけにはいきません。

自分がどんなに忙しくても、大変でも、おだやかに対応し続けることの——

辛さ。

この方からは、お金をいただけません。

そこで、行政から報酬をいただくわけですが——

本当に、本当に、微々たるお金です。

正直に書きます。

大赤字です。

他の仕事をしていたほうが、ずいぶん、ましです。

だから、多くの専門家は、

この仕事を、そもそもやりません。

③  私が、大赤字でも引き受けた理由。

にもかかわらず——

私がやらないと、地域で、他に引き受け手が無い。

この方が、救済されない。

その思いで、自分自身の身を削りながら、仕事をしています。

そのほかにも——

私は、知的障がいのある子どもたちの就職支援などの活動を、行ってきました。

断じて、一円も、お金をいただいていません。

生活に困窮される方は、本をお買い求めになることが、難しいでしょう。

そこで——

生活保護の受け方の本を、地域の図書館10館に寄贈したりも、してきました。

🌱  自分にできることは、本当に、微々たるものかもしれない。
でも、何もしないより、何かをしたほうがよい。
その思いで、社会問題の解決に、取り組んできました。

ただ——

他の記事でも書きましたとおり、

私の思いや活動は、

ほとんど、理解されていません。

「行政書士?
車庫証明とか建設業許可の書類を、
ぬくぬくとした事務所の中で作っている、
楽な仕事でしょ?」

多くの方に、そのように思われていると、思います。

④  私は、書類を作るだけの行政書士ではありません。

ほかの方は、知りません。

でも、私は、違います。

自分の時間と労力を、実際に、投下する。

現実と理想の狭間で、何度も何度も、涙を流す。

それでもなお、世の中が、少しでも良くなれば——

そう思いながら、活動を続けています。

最初に戻ります。

「みいちゃんと山田さん」のような悲劇を、現実社会で、繰り返してはいけません。

「こんなこと漫画の話で、現実にあるわけないじゃん」
——と、笑い飛ばされる世の中になる。

「実際に、こんなことよくあるよね」
——と、言わせない世の中にする。

そのために——

たとえ、どんなに苦しくても、辛くても、

志を失わず、歩き続けていこう、と思います。

⭐  繰り返します。
私は、単に、事務所の中でちょこちょこと書類を作るだけの、
行政書士ではありません。

自分の持ちうる、知識・情報・情熱を用いて、
人々の喜びを増大し、哀しみを減少する、
プロフェッショナルです。

もし、いまプロフェッショナルの水準に到達していないとしたら
—— 必ず、そうなります。
そうなるように、努力し続けます。

まとめ:漫画の悲劇を、現実で繰り返さないために。

最後に、今日のお話を、ぎゅっと、まとめておきますね。

🙏  漫画「みいちゃんと山田さん」は、救えなかった命を描いた、いわくつきの作品。
🌱  適切な支援につながれば、救われる命がある。つながらなければ、失われていく。
📝  私は、毎日かかってくる電話に、おだやかに応え続けている。地域に他の引き受け手がいないから。
⭐  行政書士は、書類を作るだけの仕事ではない。私はそう信じて、歩き続けます。
🌱  漫画の悲劇を、 現実で、繰り返さない。
——それが、 私が、歩き続ける理由です。

⚠️  ご注意

本記事は、令和8年5月10日時点での、私個人の活動と、漫画「みいちゃんと山田さん」を読んでの感想を綴ったものです。

特定の個人・事件を指すものではなく、すべて一般化したエピソードであることを、念のため、お断りしておきます。守秘義務の関係で、依頼者様が特定できる情報は、いっさい記載していません。

法令や運用は、改正・変更の可能性があります。実際のお手続きの際は、最新情報を、所管行政庁または当事務所にご確認ください。

【業際のご案内】 法定後見の申立て(民法・明治29年法律第89号 第7条等)・家庭裁判所への提出書類は、弁護士または司法書士へ/成年後見人としての訴訟代理は、弁護士へ/不動産・成年被後見人の財産処分の登記は、司法書士へ/相続税等の税務申告は、税理士へ/就業規則・社会保険手続は、社会保険労務士へ、それぞれご相談ください。 当事務所(行政書士)は、任意後見契約に関する法律(平成11年法律第150号)に基づく任意後見契約書の原案作成、財産管理委任契約・見守り契約・死後事務委任契約の作成、障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律(平成17年法律第123号、通称「障害者総合支援法」)に基づく障害福祉サービス受給者証の申請支援等の行政書士業務を中心に、地域の方々を支えています。

🏛️  行政書士高杉将寿事務所のこと、少しだけ。

行政書士高杉将寿事務所は、広島県三次市で、許認可・補助金・相続・外国人在留など、地域の中小企業様と個人のお客様に伴走する事務所です。

お客様の喜びを、ふやす。哀しみを、へらす。」 売り手良し・買い手良し・世間良しの三方良しを大切にしています。
📞  お電話:0824-55-6663(平日9:00〜18:00)
📠  FAX:050-3172-5594
🌐  ホームページ・お問い合わせフォーム:     https://office-takasugi.com/
📍  〒728-0012 広島県三次市十日市中2丁目1-3 2階

🙏  どんな小さなご相談でも、まずは、お気軽にお声がけください。お話をうかがうところから、はじめましょう。

みなさまが、健やかでありますように。

それでは、また。お会いできるのを、楽しみにしています。

タイトルとURLをコピーしました