どうせ上がる最低賃金。その“賃上げ”に合わせるだけで、設備代の最大80% 600万円が戻ります 知らずに、取り逃さないで

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先週の、6月26日のことです。
今年の最低賃金を、いくら上げるか。
その話し合いが、いよいよ始まりました。

7月の下旬には、方向性が、見えてきます。
そして今年も、最低賃金は、上がる見通しです。
正直に言って、しんどいです。
人件費が、また、じわりと増えていく。


だからこそ今日は、その“賃上げ”を。
逆に、味方につける話を、させてください。

じつは、その賃上げに合わせるだけで。
国から、最大600万円が、戻ってくる。
そんな制度が、ちゃんとあるんです。

……ただ。ここで、正直に、白状します。
この助成金の申請は、じつは社労士さんのお仕事です。

それでも、どうしても、お伝えしたくて。
今日は、この話を、させてください。

今年もまた、最低賃金が、上がります

「最低賃金」は、毎年、夏に見直されます。
その年にいくら上げるかを、国の審議会が話し合って決めるんです。


今年の話し合いは、6月26日に始まりました。
7月の下旬には、その目安が、示される予定です。

金額は、まだ決まっていません。
でも今年も、最低賃金は上がる、と見る人が多いようです。

時給が上がれば、パートさんやアルバイトさんのお給料も、上がります。
働く人にとっては、ほんとうに、ありがたいことですよね。

でも、お給料を払う社長さんにとっては。
けっして、軽くはない負担なんです。

その重たい負担を、どう乗り越えるか。
じつは、それを助けてくれる制度が、ちゃんとあります。

それが、今日お話しする、業務改善助成金です。

その賃上げに、国が「最大600万円」を出してくれます

業務改善助成金は、こういう制度です。

・事業場のなかで、いちばん低い時給を引き上げる。
・あわせて、生産性が上がる設備などを入れる。
・その費用の一部を、国が助成してくれるんです。

ざっくり言うと、こういう制度です

① いちばん低い時給を、50円・70円・90円のどれか以上、上げる

② あわせて、生産性が上がる設備などを、入れる

③ その費用の最大8割・最大600万円が、戻る

大事なのは、ただ賃上げするだけじゃ、ないところです。
「賃上げ」と「設備投資」を、セットでやる。
その“合わせ技”に、お金が出るんですね。

戻ってくるのは、かかった費用の、最大で5分の4。
つまり、80パーセントまで、見てもらえる場合があります。
これは、なかなか、手厚い率だと思います。

対象になる設備も、はば広いんです。
機械や、POSレジ、予約や勤怠を管理するシステム。
そういう、省力化のための設備が、対象になります。
専門家に払うコンサル代や、研修の費用なども、入ります。

使えるはずの制度を、知らないまま。
600万円を、まるごと取り逃してしまう。
それが、いちばんもったいないです。

だったら、私にできることはなにか。
・制度のことを、正直に、お知らせすること。
・そして、信頼できる社労士さんに、おつなぎすること。
・入口に立って、道案内をする。交通整理をする。

それが、応援団長としての、私の仕事だと思っています。

「順番」と「締切」。ここだけは、覚えて帰ってください

社労士さんに、おつなぎする。その前に。

ふたつだけ、覚えて帰ってほしいことが、あります。

どちらも、知らないと損をする、落とし穴です。

落とし穴 その1 ―― 「順番」を、まちがえない
・ 先に、賃上げをしてしまう → ✕
・ 先に、設備を発注・契約してしまう → ✕

正しくは「申請 → 国のOK(交付決定)→ 設備 → 賃上げ」の順。

早く動こうとして、先に賃上げをする。
よかれと思って、先に機械を買ってしまう。

その順番だと、対象から外れて、しまうんです。
これほど、もったいない間違いは、ありません。

落とし穴 その2 ――
使える「期間」が、短い 受付のスタートは、令和8年9月1日から。
申請できるのは、11月の末ごろまで。
たった、2〜3か月しか、ないんです。

今年から、申請できる期間が、区切られました。

春や夏には、そもそも申請ができません。
9月に入ってから、あわてても、間に合わない。
そんなことが、起きかねないんです。

だから、準備だけは、今のうちに。
どんな設備を入れるか。時給を、いくら上げるか。
その計画を、夏のあいだに、固めておく。

それが、間に合わせる、いちばんのコツです。

おわりに ―― 私の仕事じゃ、なくても

この助成金の申請は、私の仕事ではありません。

でも、社長さんが損をするのは。
それは、私にとってもっといやなことです。

どうせ、上がっていく最低賃金なら。
その賃上げを、味方に、つけたほうがいい。

どうせなら、“もらって”から、上げましょう。

士業の垣根を、こえてでも、お伝えしたかった。
それくらい、いい制度だと、思っています。

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