金で、心は買えない。技術者が流出するニュースを、見て、思うこと。

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先日、テレビで、こんな話を見ました。

日本の技術者が、中国や韓国に、
次々と引き抜かれているそうです。

年収は、なんと5倍、10倍。
そんな数字も、出ていました。

今日は、その話から考えたことを、
書いてみようと思います。

 テレビで見た、技術者流出の話

番組で、こう話していました。

ロボット開発の第一人者、
千葉工業大学の古田貴之先生です。

日本の研究者や技術者が、相当な数、
中国や韓国に引き抜かれた。

ご自身のもとにも、
たくさんの誘いが来たそうです。

いまの、5倍から10倍。

それくらいの年収を、ふつうに、提示される。

そして、これは昔からある話なんです。

15年以上も前にも、
同じことが報じられていました。

リストラされた技術者が、
海外のメーカーで活躍する、と。

構図は、ずっと、変わっていないんです。

「リストラ」の、ほんとうの意味

ひとつ、言葉のお話をさせてください。

「リストラ」。よく使う言葉ですよね。

これ、もともとは、
英語のリストラクチャリング。

意味は、「事業の再構築」。
人を切ることだけを、
指す言葉では、ないんです。

本来は、単に再構成を意味する言葉でした。

ところが日本では、いつのまにか、
「クビ」の言い換えになってしまいました。

自分たちが生き残るため、人を簡単に切る。
その生々しさを、言葉を言い換えて
ごまかしてきたのが、マスコミと大企業です。

でも、切られた人は技術を持って出ていく。
そして、ライバル会社を強くする。

ライバルを育てたのは、
ほかでもない、
切り捨てた、自分自身。

因果応報、と言ったら言いすぎでしょうか。

でも、私には、そう見えるんです。

  これは、大企業だけの話ではありません

こまで、大きな会社の話をしてきました。

でも、これは大企業だけの、
話ではありません。

小さな会社でも、同じことが起きます。

かわいがっていた社員が、
お客さんを連れて独立してしまう。

「飼い犬に手を噛まれた」。
そう、嘆く社長さんもいらっしゃいます。

でも、ほんとうに、
大切にしていたでしょうか。

その方が日ごろ、何を考えているか。
知ろうとしましたか。

「お前は道具だ」。
口では言わなくても、態度で、伝わっていないか。

これは、私自身への問いでも、あるんです。

ひとつ、ほんとうにあった話を、
させてください。

ある、飲食店のお話です。

経営はとても厳しく、
お給料の支払いも、遅れていました。

ふつうなら、社員は逃げ出します。

でも、その店の社員さんは、ちがいました。

「この店がなくなったら、

 地域のみんなが、困る。

 この店は、みんなの希望だ」

そう言って、社員さんがまとまったお金を、
社長に、差し出したんです。

ほんとうに、あった話です。

会社が困ったとき、
社員さんは、助けようとしてくれるのか。

それとも、逃げ出して、
会社の情報をお金に換えようとするのか。

それは、これまでの、あなた次第。
そうは、思いませんか。

守りたいなら、日ごろから

どんな会社にも、
お金に換えられない宝物が、あります。

磨いてきた、技術。
築いてきた、信頼。
お客さんとの、つながり。

それを守りたいなら、答えはシンプルです。

日ごろから、
人を、大切にする。
それが、いちばんの、
守りなんです。

金で、心は買えません。

「この人は裏切れない」。
そう思ってもらえるつながりを、
持ちたいものですね。

とはいえ、です。

ここまで、えらそうに書いてきましたが——

世の中には、
どうしても、心の通じない人も、います。
サイコパスと言います。
ごくまれに、ですけれどね。


一般的には1~4%程度ですが、
特に経営者や政治家には、
その割合が、跳ね上がるそうです。

そういう人にまで、心をすり減らさなくて、いいと思いますよ💦

人を大切にしながら、
でも、ほどほどに。
肩の力を抜いて、
いきましょう。

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