
今日、BBAでご縁をいただいた村上郁さんと、
AIについて一時間お話しいただく機会をいただきました。
村上さんは製造業の現場で、AIのご支援をなさっていらっしゃる方です。
たった一時間でしたが、話し終えたころには、
AIへの考え方がすっかり変わっていました。
もう、村上さんとお話しをする前の自分には戻れない。そう思いました。
志を同じくする人との会話は、千金に値する

僭越ですが、私はいつもこう思っています。
志を同じくする人との会話は、千金に値する。
おおげさに聞こえるかもしれません。
でも歴史を振り返ると、そういう例はいくつもあるんです。
◆ 松下村塾の、若者たち
幕末の長州、いまの山口県萩市に、
松下村塾という小さな私塾がありました。
吉田松陰が引き継いで主宰したのは、わずか二年ほどです。
身分の分け隔てなく、志のある若者が集まって、
ともに学び、語り合いました。
ここから、高杉晋作や伊藤博文、山県有朋が育ちました。
のちに明治維新を担っていく若者たちです。
たった二年ほどの語り合いから、です。
◆ アップルを生んだ、二人
もう一つ、有名な話があります。
アップルは、一九七六年に、二人の若者の出会いから生まれました。
一人は、技術にとびぬけて優れたウォズニアックさん。
もう一人は、その価値を世に広めようとしたジョブズさんです。
世界を変えたい。その同じ志を持った二人が力を合わせて、
やがて巨大なIT産業の土台を築きました。
志を同じくする人どうしの会話には、人を変え、
ときに時代まで動かす力があります。
でも、それを肌で感じられる機会は、そう多くありません。
正直、小説やドラマだけのお話、そう思っていました。
私は、AIにあせっていました
加えて、その他にも率直な話をします。
インターネットを開くと、AIについて、すごい人ばかりが目に入ります。
自分だけ遅れているんじゃないか。そんな焦りが、ずっとありました。
AIで何ができるのか。どれだけ仕事が速くなるのか。
私が気にしていたのは、そういう成果ばかりでした。
とにかく、時代に遅れたくないという、
強迫観念にも似た焦り。
いま思えば私はAIを、
ただの道具として、競争の道具として、見ていました。
それが、この対話の前の私です。
一時間で、私のAIへの見方は、大きく様変わりしました

◆ まず、焦りが消えました
現場の様子を教えてくれました。
製造業では、会社ぐるみでAIを使えているところは、
ほとんどないそうです。
それどころか、地方のほうが可能性がある、と言うんです。
世の中は、華やかな話ほどには進んでいないのかもしれません。
それを聞いて、自分の立っている場所が見えてきました。
私は、遅れていたわけではなかったんです。
なんだか、ほっと肩の力が抜けました。
◆ そして、その道具の「先」を問われました
話の途中で、こんな問いを投げかけられました。
その道具の、先に。
どんな世界を、見たいんですか。
思わず、はっとしました。

私はずっと、AIで何ができるかばかりを見ていました。
でも、AIはあくまで手段です。
ほんとうに大事なのは、
その先にどんな世界を作りたいか、なんですよね。
もちろん私は、以下の世界観を考えています。
AIで浮いた時間を、お客さんと向き合う時間にあてる。
その景色こそが、目的だったんです。
しかし、それを十分に伝え切れていない。
たとえて言えば、
・この車の性能はこうです、こんな機能があります。
と説明する車のセールスマンと同じ
・この車でご家族で、こんな旅行ができ、
家族がもっと仲良くなりますよ!とアピール出来ていない、
車のセールスマンと同じ。

大切なことは、
AIでどのように楽になるか、だけではなく
AIにより楽になった世界で、
何を成し遂げたいのか、ということ

考えなくてはいけないこと、
伝えなくてはいけないことは、
正にそれなんだ!
そのことに改めて気がつかれた次第です。
そして、ユングの言葉を思い出した
お話しのあと、私はある言葉を思い出していました。
心理学者の、カール・グスタフ・ユングの言葉です。
二つの人格が出会うことは、
二つの化学物質が、
触れ合うようなものである。
もし何らかの反応が起これば、
その両方が、変化する。
さらに付け加えるならば、
化学反応前に、不可逆的に戻ることはない。
平易な表現で言いますと、
二つのものが出会って化学反応を起こすと、もう元には戻れません
人と人との出会いも、これと同じだというんです。
ああ、こういうことだったのか、と確信しました。
幸いに、BBAの仲間、とりわけ131期広島の仲間には、
AIについて熱い情熱をお持ちの方がいらっしゃいます。
またその他にも、
AIを通じて、世界や日本をよくしたいという方が、いらっしゃいます。
こうした方々と積極的に交流を行い、
今後もっともっと多くの化学反応を起こしていきたい!
そう感じさせられました!!

かおるさん、
貴重なお時間・貴重なご助言、
ありがとうございました!
今後ともどうぞよろしくお願いいたします!!

とはいえ、出会っていただけるためには、
まず自分自身が、お時間をおとりいただけるだけの
価値のある人物にならなければいけませんので、
ますます頑張らないといけませんね💦

