
あるお客様の、ひと言に、
泣くほど、うれしくなりました。
――風の便りに、聞いた話です。
守秘義務がありますので、かなり、ぼかして書きますね。
💭 ずっと、気になっていたお客様のこと。
以前、あるお客様の、お手伝いをしていました。
社会的に、とても厳しい状況にある方でした。
そのお仕事は、ほんとうに、大変でした。
私だけでなく、関わるすべての人の、
たくさんの時間と労力を、必要とする仕事だったんです。
やがて、その方は、遠くへ引っ越されました。
私のお手伝いも、そこで、終わりました。
でも、そのあとも、ずっと、気になっていたんです。
正直に、書きます。

私は、ほんとうに良いお手伝いが、できたのだろうか。
専門家として、お役に立てたのだろうか。
そんな不安で、心は、いっぱいでした。

🍃 風の便りに、聞いた言葉。
そんなある日、その方のこんな話が、
風の便りに聞こえてきました。
その方が、何かの拍子に、
ある金券を、いただかれたそうです。
ところが、その金券は、
ご自分では使えないものでした。
それなら、お礼として、あの人に差し上げたい。
そう言って、私の名前を、挙げてくださった。
「それなら、高杉に。」
そう、言ってくださったそうです。

その方には、私のほかにも、
多くの支えてくれる方が、いらっしゃいました。
それでも、私を、選んでくださった。
世間から見れば、その金券の額は、
大きなものでは、ないかもしれません。
でも、その方にとっては、とても大きな額でした。
結局、私は、その金券を、
受け取ることは、ありませんでした。
それでも、心の底から、うれしかったんです。

自分のしてきたことが、ちゃんと、届いていた。
そう思えたことが、何よりも、うれしかったです。

🕊️ やもめの献金を、思い出しました。
このとき、ふと、ある話が、よみがえってきました。
聖書に出てくる、「やもめの献金」という、有名なお話です。

| 神殿の賽銭箱に、お金持ちが、次々と大金を入れていきました。 そこへ、ひとりの貧しいやもめが来て、 いちばん小さな銅貨を、二枚だけ入れました。 するとイエスは、弟子たちを呼んで、こう言ったのです。 「あの貧しいやもめこそ、だれよりも多く捧げた。 ほかの人は、ありあまるお金から出しただけ。 でもあの人は、なけなしの暮らしの中から、 持っているものを、すべて差し出したのだから」、と。 ― マルコによる福音書 12章41〜44節/ ルカによる福音書 21章1〜4節のエピソードを、 私なりの言葉でまとめたものです。 |
あの金券は、私にとっての、やもめの、銅貨二枚でした。
🌱 改めて考えさせられました
私の仕事では、まとまった報酬を、いただくことも、あります。
もちろん、それは、とても、ありがたいことです。

でも、本当にうれしいのは、
金額の多い少ないでは、ないんです。
その方が、どれほど重いお金を、
私に託してくださったか。
私には、それが、何よりも、うれしい。
金額では、ない。
その人にとっての、重さなんです。

だから、改めて考えさせられました。

これから、
どれだけ多くの報酬をいただいても。
金額で、感謝の気持ちを変えない。
むしろ、たとえ、
どんなに少なくても。
そのお客様にとって、
かけがえのないお金を、
お預かりしている。
そのことを、ずっと忘れずにいたいのです。
これから先、どれだけ事業がうまくいっても。
この気持ちだけは、忘れない。
⭐ おわりに:オチのない、月曜日。
今日は、ほんとうに、オチのない話でした。
すみません💦。
それでも、どうしても書いておきたかったんです。
お金の重さは、額面だけでははかれない。
そんなことを、お客様に教えていただいた話でした。


